(元)テカポ星空ガイドのブログ

NZのレイクテカポにて3年半の星空ガイド経験を経て、地元和歌山に帰ってきました。熊野古道での星空ツアー開催に向けて全力で準備中です。

社長に突撃インタビュー!テカポ星空ツアー創業当時のことをいろいろ聞いてみた

こんにちは。テカポ星空ガイドの角田です。私が勤める星空ツアー催行会社Earth and Skyは日本人がテカポで立ち上げた会社です。創業者であり、現在も社長である小澤に創業当時の話をいろいろ聞いてみました!

とんでもない教科書が身近に

新年1発目の記事でも発表した通り、私は今年熊野古道で星空ガイドとして起業します。ただ、突然起業してビジネスを始めると言ってもわからないことだらけです。

そこで、せっかく身近に星空ツアー会社を立ち上げた人がいるので話を伺ってみました!私が所属するEarth and Skyを立ち上げた小澤に突撃インタビューです。

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このオジサン(お兄さんと言ったほうがいいでしょうか!?)がうちの社長です。カフェでゆっくりコーヒーを飲みながら、話が脱線しまくりながら、彼から聞き出した貴重な体験記をここに記しておきます。

 

星空ツアーを始めたきっかけは?

まずやっぱり気になるのがこれですよね。なぜ星空ツアーを始めたのか?

彼が星空ツアーを始めたのは1994年、Earth and Skyの前身である「テカポツアーズ」という会社を立ち上げました。それまで彼はテカポで遊覧飛行のパイロットをしておりました。

始めたきっかけは簡単に言えば「家庭を持ったこと」だそうです。当時テカポは今ほど人気の観光地でもなかったため、遊覧飛行のパイロットだけでは家族を養えなかったそうです。

そこで思いついたのが星空ツアー。彼曰く、「日中パイロットをしながらできる仕事は星空ツアーしかなかった」とのことです。

え?けっこう消極的な理由!?って思いますよね。世の中、物事がうまくいくきっかけなんてそんなもんかもしれないですね。逆に何か深さを感じました。浅いのか深いのかわからないという深さ。

 

当時の設備やツアー内容は?

現在Earth and Skyではバス7台、望遠鏡13台という充実の設備を備えております。しかし、創業当時は当時のMt.John天文台長からお借りした小さな望遠鏡1台とバン1台のみだったそうです。

オフィスはなく、ホテルのロビーの一角を借りてそこに机を置き、日本から来る団体のツアーがテカポに到着する時間のみそこで待ち構えていたそうです。それで何とかなるなら、なんだか私も勇気が湧いてきました

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今はテカポでのみ星空ツアーを行っていますが、当時はTwizelやMt.Cookといった隣町まで出張に行っていたそうです。

会社を設立して10年、2004年にはスタッフは10人程度になり、バス1台にバン2台、望遠鏡は5台と少しずつ会社の規模は拡大していきました

この頃、テカポの地元の名士であるGraeme Murryからの投資があり、会社は彼との共同経営になりました。社名も2004年から「Earth and Sky」となります。

 

会社にとっての転機は?

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順風満帆に思えるこの星空ツアー会社ですが、何度か転機があったそうです。2004年にEarth and Skyになったことももちろんそうですが、Earth and Skyに社名変更した直後にMt.Cookにあるハーミテージホテルが同様の星空ツアーを始めたそうです。

今までハーミテージホテルで行っていた集客もできなくなり、Mt.Cookでの星空ツアー催行は事実上不可能になりました。

会社にとっては大打撃です。この時、彼はどう思ったのか尋ねると「嬉しくはないけど、これが成長するきっかけになった」とのことです。何たるメンタル!!

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この考え方は今後自分が起業するときにとっても参考になるものでした。この一言が聞けたときに「このインタビューして良かった!」と思いました。(実際は信じられないほど話が脱線して、ここにたどり着くには遠く長い道のりでしたが)

Mt.Cookでハーミテージホテルが星空ツアーを始めたことにより、会社はテカポに集中するようになったそうです。まさに今のEarth and Skyの礎を作った時期だったとのことです。

「会社にとって不利なことが起きて、利益が下がったとしても、そうなった時にどうすればいいか?を考えることでより良いものが生まれる」←これ、今回の金言です。彼とはいつも一緒に仕事してるんですが、この日はいつもよりかっこよく見えました。

 

最後に何かアドバイスがあればお願いします!

テカポツアーズも最初の3年はお客さんが集まらず苦労したそうです。集客できるようになってきたのは5年目から。「石の上にも3年」という言葉があるように、粘り強く事業を続けていたそうです。実際は3年でも足りず5年かかったようですが

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彼から最後にいただいた言葉は「継続は力なり」です!実際に会社を継続させている人から発せられるこの言葉は重みが違うように感じますね。この「継続させること」というのが実はとっても難しいことなんじゃないかとも思います。

とはいえ、もう起業することは決定事項なんで、この言葉をしっかり心に刻んで頑張っていきます!応援してもらって、話聞かせてもらって、アドバイスまでもらったこのご恩をしっかり返していけるように。 

 

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